Janne Da Arc【好きな曲】

こんにちはミムです。今は解散していますが、私はJanne Da Arcというバンドが今でも好きです。そんな好きなバンドの曲を書いていこうと思います。

 

Janne Da Arcとは

Janne Da Arcは、1999年にメジャーデビューしたヴィジュアル系バンドでメンバーはyasu(Vo)・you(Gu)・ka-yu(Ba)・kiyo(Key)・shuji(Dr)の5人です。

明るく幸せになれるポップ系、激しくスピード感がありエロティックなロック系、心に刺さる切ないバラード系、怪しげで疾走感のあるメロディック系など音楽の幅が広く、多くの人を魅了したカリスマ的なバンドです。

 

-R-TYPE「瞳の色」

インディーズ時代に発売された3作品目のミニアルバム『CHAOS MODE』に収録されています。

疾走感のあるトゲトゲしく力強いハードロックな曲調ですが、どこかに脆さや切なさを感じさせる中毒性のある曲だと思います。私の一番好きな曲で気づけばヘビーローテーションです。

歌詞を見ると「男性が女性に翻弄され、どうして良いか分からなくなってしまい、その後・・・」と思わせるような内容になっています。yasuが作詞作曲を担当した曲です。

ライブではTOUR"CHAOS MODE" 、"FATE or FORTUNE"、"Dearly"、"DEAD or ALIVE"、"OSAKA NANBAROCKETS"などで演奏されています。

 

Labyrinth

こちらもミニアルバム『CHAOS MODE』に収録されている曲です。

テンポが速く力強く、ひたすらトゲトゲしいのですが、キーボードを上手く活かしていて、摩訶不思議な世界観を感じさせる曲調になっています。

歌詞には『赤いつぼみは糸を引き、まだ夜は終わらない』とあり、インディーズ時代から隠喩表現でエロティシズムを漂わせる、かなり大人びた歌詞になっています。

 

Strange Voice

ミニアルバム『CHAOS MODE』に収録されている曲です。

イントロからキーボドのゴシックやクラシカルを連想させるメロディがメインになっていて、幻想的で神秘性を感じさせる曲調になっています。

「彼女は僕の虜になる」といった過剰な独占欲を前面に出している歌詞もまた魅力的な曲です。

 

FAKE

『ANOTHER SINGLES』や2作品目(Lunatic Gate)のシングルのカップリングに収録されています。

イントロの美しいピアノから始まり、全体的にオルタナティブ、クラシック、ポップが混在し明るい曲調なのですが、それとは裏腹に歌詞を見ると「いつもと同じ事ばかり、それでも天使と悪魔たちが僕の中で争い始め、相変わらず天使は弱くて悪魔が手を差し伸べる。」といった風に不穏さ、不吉さを感じさせる曲になっています。人間の本能的な欲望に勝てない部分が的確に表現されています。

 

GUNS

『ANOTHER SINGLES』や10作品目のシングルのカップリングに収録されています。

イントロがベースとキーボードのトリッキーなメロディーから始まり、突如としてヘヴィで厳ついサウンドが耳を駆け巡ります。

ギターソロの部分では少しユッタリとしたテクニカルな曲調になるのですが、再び重いサウンドに戻るところの強弱のギャップがクセになります。

またJanne Da Arcの代名詞でもある"エロス"が歌詞に込められている魅力的な曲です。

 

Dear my…

『ANOTHER SINGLES』『Z-HARD』や11作品目のシングルのカップリングに収録されています。

ゆったりとした優しいバラードで明るいポップな曲調です。自身で気づかないうちに無理をしてしまって疲れてしまった時に聴きたい曲です。心に寄り添って語りかけるような歌詞になっていて肩の力を抜いて、明日から頑張るために今日は休もうと思わせてくれます。

普段はオルタナティブやハードロックな曲が多いJanne Da Arcですが、この緩急の虜になった人も多いのではないでしょうか。

 

マリアの爪痕

13作品目のシングル。アルバム『ANOTHER STORY』『SINGLES』の収録曲。

メジャーデビューしてから時間が経っている頃に発売したシングルですが、Janne Da Arcの独特の世界観のある、ゴシックと妖艶さを纏わせたメロディーが出ている一曲になっています。歌のメロディーはポップ気味になっており、曲調の変化を楽しめる一曲になっています。ギターソロがテクニカルで、ベースもキャッチーなメロディーラインになっているのが特徴的な曲です。

 

赤い月

アルバム『ANOTHER STORY』に収録されている曲です。

Janne Da Arcにしては非常に珍しい、幻想的で哀愁が漂う世界観が強めに表現されている曲です。

途中で出てくる女性の歌声はyasuの裏声を入れているそうです。またka-yuが初めて打ち込みでベースを入れた曲になっています。

切なくなる少しマニアックな曲ですが、こういった曲も大好物です。

 

霞みゆく空背にして

14作品目のシングル。『ANOTHER STORY』に収録されている曲です。

アップテンポで、爽やかだけどロックよりのハードポップな曲というイメージですね。

『男尻Night』『Dearly』などのライブで演奏され、サビでとても盛り上がるようになっていて、日常生活でも口ずさみたくなるような曲です。歌詞も『春を待たず、新たな旅に出よう』とJanne Da Arcにしては珍しく前向きな歌詞になっています。

 

ヴァンパイア

メジャー4作品目の『ANOTHER STORY』に収録されている曲です。

この曲も『男尻Night』『Dearly』で演奏された曲になります。

シングル以上にかっこよく、激しさや切なさを感じさせるメロディーとエロティシズムな内容になっている歌詞等。Janne Da Arcの要素が全て詰まったキラーチューンです。この曲はファンの中でも、とても人気が高い曲なのではないでしょうか。

小説の「ANOTHER STORY」を読むと、男性の迎えを待っている女性を描いて書かれた歌詞だとわかり「愛なんて信じないけど、どこかで信じてる」という文言が切なく感じます。

 

Rainy~愛の調べ~

15作品目のシングル。『SINGLES』『ANOTHER STORY』に収録されている曲です。

Janne Da Arcのバラードはどれも名曲ですが、その中でトップに入るのがこの曲だと思います。失恋ソングで「こんなに忘れられないくらい愛したのは君だけ」とピュアで、胸が締め付けられるほど切ない歌詞となっています。思わず涙腺崩壊してしまう一曲です。

因みにプロモーションビデオ(PV)に多部未華子さんが出演しています。

 

ROMANCヨ

20作品目のシングル。『ARCADIA』『SINGLES 2』に収録されている曲です。

イントロや間奏など、曲のいたるところにスラップが散りばめられており、ベースが忙しい曲になっています。またギターもカティングや裏拍を使っており、クセになるような構成になっています。

どうしようもない駄目男を描いた歌詞で、卑猥な内容も含まれておりJanne Da Arcの王道な歌詞になっています。

 

DOLLS

19作品目のシングル。『ARCADIA』『SINGLES 2』に収録されている曲です。

アコースティックで始まるイントロ、夕焼けに染まる浜辺を連想させるような歌詞とメロディーが印象的な失恋バラードソングです。

「どこもいかないで、ひとりにしないで」と懇願する彼女の様子を思い浮かべると涙がでてしまいますね。

別れを告げる辛さをテーマにした曲。yasu曰く「別れた男女2人が大切なものを失って人形のようになってしまった」という意味で付けられたタイトルとのこと。

 

心の行方

メジャー5作品目の『ARCADIA』に収録されている曲です。

歌詞はyasuが「引きこもりの人」の代弁をする気持ちで書いたとの事。「誰でもいい私を愛して、愛してください」と歌詞にはあり、誰でも一度は考えた事があるようなことが書かれており、共感を呼ぶようになっているのではないでしょうか。

メロディーも陰気で根暗を想像させるような重苦しいダークな感じがあるバラード曲です。

 

ATHENS

ARCADIA』に収録されているインストルメンタルです。

ガンバレ!ニッポン!!勝手に応援ソングとのことで、元気の貰える曲になっています。楽器隊の演奏力の高さが改めて際立ってると感じさせてくれます。

たまに聞くとずっと聞いていたくなる曲です。

 

WIZARD

ARCADIA』に収録されている曲です。

テンポがかなり速く、全体的にハードメタルっぽいのですが、テンポを落としたりサビではポップ気味になったりと緩急が激しい曲になっています。

歌詞は「騙された方が間抜けなだけ」とサイコパス満載なDV系な内容となっています。

 

Process

ARCADIA』に収録されている曲です。

ベースやギターなど基本的にヘヴィな曲調ですが、サビはポップな曲調になっていて盛り上がる曲になっています。Janne Da Arcにしては珍しくキーボードソロのある曲になっています。

ドラムのshuji曰く歌詞は「バンドの事もそうだが、正直に自分の事を書いた」との事。また歌詞内の「ともに夢見よう」はka-yuがshujiをバンドに誘う時に言った言葉との事。

 

カーネーション

ARCADIA』に収録されている曲です。

Janne Da Arcにしては珍しいアコースティックな楽曲です。

母への感謝と愛情を書いた楽曲でyasuが母の日に渡すカーネーションの代わりに、母親にプレゼントした曲だそうです。

「遠く離れて初めて気づきました。あなたの愛に」と近くにいると中々愛情に気付きにくいものだと感じさせてくれる内容の歌詞になっています。

 

Fantasia

インディーズ1作品目のミニアルバムである『Dearly』に収録されている曲です。

解放感や浮遊感を味わせてくれる爽やかでメロディアスな曲調になっています。

ファンタジーな世界が好きなyasuがその世界観を曲にしています。フェアリー、エルフ、ドラゴンなどが歌詞の中に登場しています。

初の自身でプロデュースしたミニアルバムの1曲目で、既にJanne Da Arcの世界観が表現されています。

 

Judgement~死神のkiss~

『Dearly』に収録されている曲です。

開幕から楽器隊が大暴れするメタルに通じるとてもヘビィな楽曲です。本当にヴィジュアル系バンドなのか疑わしくなる曲で凄く痺れます。

キーボードとしてはダークな部分と明るい部分があり、金管楽器のブラスやアコーディオンが入っていたり忙しくなってなっています。

 

So Blew

『Dearly』に収録されている曲です。

Fantasiaのような爽やかでファンタジーな世界観を感じさせてくれます。しかしSo BlewはFantasiaよりも明るめでポップな曲調になっています。Judgement~死神のkiss~とは真逆な世界観になっています。本当に同じバンドが作った曲とは思えません。

インディーズの頃から音楽の幅が広く、その虜になった人が多いのではないでしょうか。

 

Speed

『Dearly』に収録されている曲です。

ヴィジュアル系バンドとして本格的な王道で、タイトルの如く疾走感あふれ、その様は流星のように駆落ちて行くような感覚に囚われます。またJanne Da Arc独特の妖艶さと中毒性のある楽曲です。

インディーズ時代にka-yuがバンドを抜けてバイクの世界に行った時の事を歌っているとの事。

 

sister

メジャー3作品目のオリジナルアルバムである『GAIA』に収録されている曲です。

全体的にダークな感じなのですが、サビやギターソロの部分が綺麗なメロディで聞きやすくなっています。歌詞の内容を見ると女性のヤンデレな部分が記されており、どういう恋愛をしたらこんな歌詞を書けるのか不思議に感じます。

女性の愛は、深ければ深い程コワイところがあるというのを書きたかったらしいです。

 

seed

9作品目のシングル。『SINGLES』『GAIA』に収録されている曲です。

「出会い」をテーマに制作された楽曲で歌詞は、大人びた恋愛がリアルに描かれ、より官能的になっています。曲調自体はベースとキーボードのメロディが綺麗で、特にキーボードはインディーズを思わせるようなフレーズになっていたり、ギターソロの音色が独創的になっており、間奏にかけてはジャズっぽい印象を覚え、音楽性の広さには感服です。

 

シルビア

10作品目のシングル。『SINGLES』『GAIA』に収録されている曲です。

こちらは「出会い」のテーマの続きで「プロポーズ」をテーマに制作されました。曲調はポップなのですが、キーボードを活かしクラシックも交えた聞きやすい曲になっています。またギターもyou曰くピアノのフレーズを意識してタッピングを考えたとの事。

「シルビア、差し伸べた手をとって」と男性からしたら人生で最もドキドキする瞬間ですね。告白の前にこの曲を聞いて、勇気を貰った人も中にはいるのではないでしょうか。

 

feel the wind

11作品目のシングル。『SINGLES』『GAIA』に収録されている曲です。

「プロポーズ」の続きの「別れ」をテーマに制作されています。出会い、プロポーズと来ての別れは辛いですね・・・しかしそれを感じさせないJanne Da Arcの楽曲の中でも屈指の明るい、前向きになれるポップな曲になっています。

「別れた女性が益々綺麗になっていくのは悔しく、寂しい反面、君の幸せを願っている」という、とても切なくピュアな事が書かれています。また「今やっと歩いていけそうだよ」と前を向いている様子も描かれています。

 

Hysteric Moon

18作品目(Kiss me)のカップリング曲です。

Janne Da Arcの隠れた名曲の中でもトップに入るくらい、ファンの間では人気が高い曲です。私もこの曲はトップを争うくらい気に入っています。

インディーズやデビューして間もない頃のメロスピやメタルを彷彿とさせる、疾走感があり、また重低音のトゲトゲしさのある曲になっています。

yasuがストーカーにあったという実話をもとに作られた歌。

 

ICE

インディーズ2作品目のミニアルバムである『Resist』に収録されている曲です。

不穏なサイレン音から始まる曲で、タイトルのように少し冷たいようなメロディになっており、サビとギターソロではネオクラシカルメタルようなギターフレーズが聞ける名曲になっています。この曲はインディーズ時代の代表曲の1つになっています。

歌詞の内容は、全ての男性に対し「女性は裏でなにをしてるか分からない」という意味が込められている。

 

Hunting

『Resist』に収録されている曲です。

Janne Da Arcの曲の中でも非常に珍しいギターソロのない曲になっています。その代わりキーボードのソロが入ったり、アウトロの部分でギターを始めとした楽器隊が大暴れする曲になっています。

ライブでは『CHAOS MODE』『FATE or FORTUNE』『OSAKA NANBA ROCKETS』『JOKER』などで演奏されており、最後のセトリとして使われることの多い曲になっており、ヘッドバンキングが必須なかなり激しい曲です。

歌詞では、女性を狩るつもりの男性が逆に狩られてしまうと言った内容になっています。

 

Lady

『Resist』に収録されている曲です。

この曲はインディーズ時代にジャズがしたくてJanne Da Arcを脱退しようとしたkiyoを引き留めるために作った曲で、ジャズ要素が盛大に詰まった珍しい曲です。

ジャズ要素を取り入れながらも曲に激しさを追求し、クセになるようなサビのフレーズにはドハマりしました。間奏はキーボードソロとギターソロがあり混沌な状態になっていて、ギターの速弾きには圧巻です。

歌詞は独占欲と嫉妬に塗れた男性の歌詞になっていて中々味のあるものになっています。

 

Stare

『Resist』に収録されている曲です。

当時のファンに向けた曲で『CHAOS MODE』『FATE or FORTUNE』『Infinity』『Dearly』『DEAD or ALIVE』などの多くのライブで演奏され、ライブでは欠かせない曲になっており、ファンにとってもすごく大切な曲になっています。

またライブで一体感になれる曲が欲しくてポップな曲になったとの事。昔は1人しかライブのお客さんがいなかったときもあるけど、もうお客さんがいるよという事を歌っている。

アンサーソングとして後に発売される"NEO VENUS"がある。

歌詞の中にある"月"は"闇の月をあなたに"という曲の事。

 

餓えた太陽

16作品目のシングル。『SINGLS』に収録されている曲です。

明るくて立ち上がりが鋭く、歯切れの良い音色が特徴のフラメンコギターのような音色のギターが特徴で、Janne Da Arc以外にこんな曲調を作るバンドがいるのか?と思うほどの珍しいスパニッシュな曲調になっています。

3回目でのサビでは緩急が付けられ、少し寂し気な雰囲気を漂わせているところが良い感じになっています。

歌詞はJanne Da Arcらしくエロイのですが、以前よりも表現がストレートになっている気がします。しかしそこが良い。

 

-救世主 メシア-

メジャー2作品目のオリジナルアルバム『Z-HARD』に収録されている曲です。

Janne Da Arcの曲の中でも屈指のヘビィな曲になっている曲で、ギターのリフやソロがとてもかっこいい曲になっています。ソロでは8フィンガー奏法を使用しています。

ライブでも定番な曲となっていて『Infinity』『男尻Night』『Dearly』『OSAKA NANBA ROCKETS』『DEAD or ALIVE』『JOKER』等、「Stare」以上に披露されている曲かもしれません。

歌詞はJeanne d'Arcというフランス王国の軍人の少女の史実を基に書かれています。

 

7-seven-

『Z-HARD』に収録されている曲です。

怪しげなキーボードのフレーズとヘビィなドラムとギターが絡まりあい、深い闇を表現しているようなダークな曲になっています。ギターソロには「-救世主 メシア-」と同様に8フィンガー奏法が使用されている数少ない曲です。

歌詞はドメスティックバイオレンスを題材にしたそうです。彼女を離したくないがために、7つの掟を守らせるも、自身は彼女以上の罪を犯していた。だから僕は7を遂行した。という風に取れますね。

 

NEO VENUS

8作品目のシングル。『SINGLS』『Z-HARD』に収録されている曲です。

この曲は"Stare"のアンサーソングでファンに当てた曲となっています。VENUSは古参のファン、NEO VENUSは新しいファンの事。歌詞に「少し前に約束した"空の向こう見せてあげる"」という"Stare"の部分が入っている。yasuがファンレターを読んでいる時に、返事を歌詞にしたそうです。

曲調は"Stare"と同様にポップな曲ですがBPM220と、かなりアップテンポになっていて、よりポップで明るい曲になっています。

「バトルネットワーク ロックマンエグゼ」のCMソングにもなっています。

 

will~地図にない場所~

5作品目のシングル。『SINGLS』『Z-HARD』に収録されている曲です。

ドラマ「つぐみへ…~小さな命を忘れない~」の主題歌になっていて、ドラマの台本を読んでからメンバーがそれぞれ曲を持ちあったそうです。

バラードな曲調になっていてka-yu曰く「これを聞いたら泣きそうになる」との事。確かにJanne Da Arcのバラードはどれも泣ける曲ばかりなんですよね…。

バラードで暗くて壮大な曲調なのですが歌詞は「涙を拭いて地図にない場所へ旅立とう」と心に寄り添い、励ましてくれる明るい内容になっています。

 

WARNING

『Z-HARD』に収録されている曲です。

ギターがとにかく暴れている曲で、リフもサビもソロも始終落ち着きません。更にキーボードも絡みあってメチャメチャでカッコイイ楽曲になっています。

ギターとキーボードはメタルバンドに入りそびれた感がある珍しい曲です。更にイントロにもベースのスラップが入っていたりとかなりテクニカルな曲になっています。

歌詞は男女のすれ違いについて書かれています。

 

child vision~絵本の中の綺麗な魔女~

オリジナルアルバム1作品目『D・N・A』に収録されている曲。

Janne Da Arcの曲の中でも最も禍々しく、重く、不穏な曲調になっています。ギターソロはまるで子供が泣いているかのようなフレーズになっています。

歌詞の内容は「母親のいない間に、虐待をする女の人がいて、その人と父親が親しくなっていき、最後には悲惨な末路を辿る」ような感じに描かれていて、現実にありそうな内容になっています。

 

Stranger

『D・N・A』に収録されているyouのお気に入り曲。

この曲の聴きどころは間奏で、ドラムとベースのリズム隊はもれなく変拍子で、キーボードも7拍のリフを弾き、ギターはサポートと速弾きバトルの掛け合い行いや、エイトフィンガー奏法、アウトロではギターやキーボードの音色をジャズ風にしてフレーズも変えたりとメチャメチャな曲になっています。間奏以外でも、それぞれの楽器のテクニカルで個性的なフレーズが複雑に絡まりあっている曲となっています。

 

『D・N・A』、17作品目のシングル『FREEDOM』に収録されている曲。

ファンの間でも大変人気のある曲で、ka-yu作曲で実話をもとに作られました。切なく涙腺を崩壊させる泣きメロなバラード曲です。Janne Da Arcの作るバラード曲は大体泣けるんですよね。

春を感じさせるような綺麗なピアノや、間奏のキーボードソロとギターソロの掛け合いが美しい旋律をしていて思わずグッと胸に来るものがあります。最後のテンポや音程アップで追い打ちをかけてくるあたりもズルイ曲となっています。

 

Lunatic Gate

2作品目のシングル。『D・N・A』に収録されている曲。

全体的に暗めでヘヴィかつキーボードのミステリアスが混じった感じなのですが、無駄に重くなく爽やかで疾走感のある曲調になっています。

歌詞はJanne Da Arcの十八番でエロティックな内容となっています。Lunatic Gateとは性的絶頂の事。

私のとても大好きな曲でトップ3に入る曲です。

 

Junly Walker

『D・N・A』に収録されている曲。

楽器隊全般が全体的にメタルよりな曲で、特にベースやギターのリフは最早メタルです。Janne Da Arcはヘビィロックになる事やメタルよりになったりすることはたまにありますが、ここまでメタルに寄せた曲はとても珍しいと思っています。

この曲もギターソロがエグイことになっていて、1弦から6弦へのスキッピングを行うというキチガイ染みた奏法を行っています。

 

RED ZONE

メジャーデビュー1作品目のシングル。『D・N・A』に収録されている曲。デビュー時のキャッチコピーは「ヴィジュアル系バンドの最終兵器」

yasuは「この曲はけして今までの集大成ではなく、これまでのJanne Da Arcらしさを持ちつつ、新しい面も出せた楽曲だったので、自分達の中の幅人い音楽性の中のひとつとして、提示するに相応しい」と語っている。

曲調はリズム隊であるベースやドラムがヘビィさを際立たせ、ギターが荒々しく妖艶な雰囲気を奏でて、キーボードが華やかさや怪しさの入り混じったトッピングしているような曲調になっていて、まさに幅広い音楽に相応しい1曲に仕上がっていると言えるでしょう。

 

ring

『D・N・A』に収録されている曲。

歌メロは力強いポップ調なのですが、キーボードとギターによって全体のメロディが暗く切なくも爽やかさと疾走感のある曲調に仕上がっています。暗くて疾走感のある曲が好物です。

ka-yu作詞作曲を務め、yasuが貞子の事を歌った「ファントム」という曲から、貞子→螺旋→リングになり、指輪を思い浮かべて出来た曲。

 

HEAVEN

26作品目のシングル、かつ最後のシングル。『SINGLES 2』に収録されている曲。

夏を想起させるポップナンバー。yasu曰く「自然と夏感のある楽曲になった」との事。kiyoはこの曲が長調のため歌謡曲的なキーボードサウンドにならないように配慮したという。

歌詞は曲に引っ張られるようにストレートな内容にした結果、ラブソングに仕上がったとの事。

Janne Da Arcがストレートで王道なポップな曲、ストレートな歌詞を同時に作るのはとても珍しいと思っています。一番大衆受けする曲なのでは?と思っています。

 

ツメタイカゲロウ

オリジナルアルバム6作品目『JOKER』に収録されている曲。

歌詞の内容とそれにマッチした切ないメロディが病みつきになります。しかし音が重くなく、アップテンポなため疾走感があり、万人受けするようなロックな曲に仕上がっていて、今までのJanne Da Arcにはない音楽性です。

しかしながら歌詞の内容は昔のままのJanne Da Arcらしさがでているナンバーとなっています。

 

月光花

23作品目のシングル。『JOKER』に収録されている曲。

壮大さを感じさせる美しいシンフォニーなスロー・バラード曲です。まるでバンドとオーケストラが合わさったような楽曲に仕上がっています。

キーボードが曲全体を牽引しているJanne Da Arcにしてはとても珍しい曲だと思います。

元々は『ARCADIA』の選曲会に向けて制作されたデッドストック。でも音源の時から既にストリングスを前面に押し出した楽曲だったといい、レコーディングに際しては16人のストリングス隊を招いて録られた。

日本テレビ系アニメ『ブラック・ジャック』オープニングテーマ

 

HELL or HEAVEN~愛しのPsycho Breaker~

『JOKER』に収録されている曲。

全体的にポップな曲調なのですが、どこかジャズやロックっぽい要素があったり、サビ前でテンポダウンさせたり、サビではネガティブな曲調になったりと掴みどころのないメロディで聞けば聞くほどハマっていく曲で、所謂スルメ曲だと思います。

Janne Da Arc特有の幅広い音楽性がとても活かされている曲だと思います。

歌詞はダメ男とダメ女が依存しあう恋愛についての内容で、1番が男性視線、2番が女性目線になっています。

 

I'm so Happy

『JOKER』に収録されている曲。

ストレートに愛情を綴ったスローテンポで心温まるポップなラブソング。聞いていて照れ臭くなる内容の歌詞ですが心が透き通るようなピュアを感じる曲になっています。

「つないだ手がやけに嬉しくて、ふとした仕草がただキレイに見えて」「君がいるだけでどんな他愛ない事でも震えるほど喜び感じて」など、その人を愛した時の心を持ち続けたいと思えるような曲で素敵だと思っています。

 

easy funky crazy

『JOKER』に収録されている曲。

タイトなドラムから始まる骨太なアメリカンロックをベースに、ポップな歌メロを組み合わせた独特な曲調になっています。

歌詞の内容はワンナイトな火遊び的な内容になっています。この辺は流石Janne Da Arcと言ったところでしょうか。

しかし、この曲も「HELL or HEAVEN~愛しのPsycho Breaker~」と同様にスルメ曲で、オススメの一曲になっています。

 

Mr.Trouble Maker

『JOKER』に収録されている曲。

深みのあるダークなギター、アグレシッブに暴れるドラム、スラップの聴いたベースソロ、シンフォニックなキーボードなど『JOKER』の中でも1番激しい曲になっている攻撃的で疾走感に満ちたカッコいいハードロックに仕上がっています。

you曰くアルバムの終盤でハードな曲が欲しいという事で制作されたナンバー。三拍子になっているが、それは自然に出てきたものと語っている。歌詞は実際にyasuが体験した出来事とそれに対しての相手への憤りが書かれている。

 

ダイヤモンドヴァージン

24作品目のシングル。『SINGLS 2』『JOKER』に収録されている曲。

ファンの間では有名なL'Arc~en~Cielのhydeさんへのラブソングになっている曲です。

イントロから耳に残るダイヤモンドのようなキラキラとしたキーボードがメインになっている爽快感のある疾走系な曲調で、歌詞はストレートにクサイ内容になっています。

個人的にはベースのメロディラインが良く、サウンドが前面に出ているところが好みです。

 

Destinetion

25作品目のシングル。『SINGLS 2』に収録されている曲。

ベース、ドラム、ギターはヘヴィでアメリカンなサウンドなのですが、キーボードが明るいサウンドになっていて程よい疾走系ハードに中和されている楽曲です。

ヘヴィなイントロから疾走していき、サビで一気に爽やかな曲調になっていく展開なども好きです。

この曲は数少ないka-yuのベースソロのある曲です。

 

-S-

8作品目のシングル「NEO VENUS」に収録されている Janne Da Arcの隠れた名曲。音源は『tour"FATE or FORTUNE"』からのライブ音源。この楽曲は2019年の解散まで音源化はされていません。

yasuが歯医者が嫌いなのでその事を歌詞に書いているそうです。

サビやギターソロはツーバス全開でメロディックスピードメタルのような曲調でとてもカッコイイ曲です。

 

WING

23作品目のシングル「月光花」のカップリング曲です。

you曰く「シングルの表題曲を目指して制作した」そうです。それが元となりカップリング曲としては珍しくポップ色の強い楽曲になっているそうです。

yasuは「キャッチーだけど、歌詞は自殺サイトを通じて知り合い、どうせ死ぬなら華やかな舞台で死のうとバンドを組む若者達を題材にしたドラマのエンディングだから、内容はネガティブ」との事。

 

 

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